
やろうと思ったきっかけ

この記事を書いた本多です。今回は、ボードメンバー3名がそれぞれお互いにインタビューをする形で、このサイトへの思いを語ってもらい、それを文章にしてみました。
きっかけは、プロバスケットボールプレイヤーとして活躍されている田中大貴さん。田中さんと同じ長崎出身ということで白羽の矢が立ち、仕事の関係で、たまたま見に行ったアルバルク東京の試合会場でのことでした。
満員のスタンドを見渡してみるとなんとそこに、長崎西高同窓会の、のぼりが!
『なんだこれは!』とすぐさま声をかけ、同じく50回生の井手さんと連絡先を交換したことが、福島さんと在京同窓会との出会いでした。誘われるまま昨年の同窓会総会、ピュアエイジの活動に参加していく中で福島さんが感じたのは、現幹事メンバーの方々の頑張り。
『正直、これほど大変なのか…と驚きました。 』
約二十年にもわたるピュアエイジの活動や、同窓会費の徴収、会報の作成と発送にかかわるたくさんの業務、総会をはじめとした各種イベントの準備と運営。正直、こういった活動が幹事の方をはじめとした有志のボランティアベースで成り立ってきたことに驚きさえ感じたという福島さん。
今後も西高の繋がりを大事にしていくためには誰かがその役割を担っていかなければならず、自分を含めたこれからの世代が、同じようにその役割を担っていけるのか、と心配にもなったそうです。
昨年の総会は、西高出身の方にはどんな方々がいて、どんな活躍をされているのかを知りたい、と初めて参加されたのですが、近い世代の方も少なく、実りある話ができたか、と言われると、そこにも疑問を感じた。
けれど、長い年月で多くの先輩方が連綿と続けてきた活動があったからこそ、今この出会いがあった。自分にも何か貢献できることはないか?これまで頑張ってきた先輩方の努力がもっと良い形で報われるように何かできないか?と思ったときに、この活動を思いつきました。
『類は友を呼ぶ。という言葉があるように、周りを見渡すと、頑張っている人の周りには、自然と似たような人たちが集まってくる。慶應、早稲田、それぞれに色のようなものがある。西高出身者にも、きっとそういうポテンシャルがあるはず。』
そうして思い至ったのが、ウェブサイトを通じて、西高出身者の活躍をもっと広く知ってもらえたら、というアイデアでした。
最後に、もし、この企画に興味を持って、ライター、エンジニア、編集、また取材へのご協力など、どんな形でも手伝ってみたい、という方へ、福島さんからのメッセージです。
方言で苦しんだ、世界観の小ささで苦しんだ、など、共通する経験のある人も多いと思う。
長崎という風土の中で、同じ場所で3年間を過ごした人たちが、今、何をしているのか。純粋に、気になる、知りたい、そういう思いでいいと思う。
特にこれから社会の中心となって頑張らないといけない同世代や下の世代の人たちが、『どんな先輩後輩が、どんな世界で、どんな風に頑張っているんだろう?』と自然と興味をもってくれる同窓会でありたいし、またそういう人たちが集まりたくなる場であって欲しいと思う。
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